普天間現行案、首相に撤回要求へ=「市民の意思伝えたい」−次期名護市長(時事通信)

 沖縄県名護市長選から一夜明けた25日午前、稲嶺進次期市長は市内で記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について、市長就任後にできるだけ早く鳩山由紀夫首相に会い、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を移設先とする現行計画の撤回を求めたいとの考えを明らかにした。
 稲嶺氏は「市長選で(移設反対派が勝利した)13年前の市民投票と同じ結果が出た。(首相に)そのことをしっかり伝え、くみ取ってもらいたい」と訴えるとともに、「まず市議会に(移設)反対の決議をしてもらい、それを持って(鳩山)政権に市民の意思を伝えたい」と語った。 

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